細部から世界はひろがる

私が気になったこと、興味をもったことについて、ただ綴っているだけなのです。

夏の風物詩

台風6号が過ぎたと思ったら、今度は台風7号と今年のお盆休みはどうなるのでしょうか?

土、日がお休みの企業、会社などにお勤めの方々はお盆休みに突入といったところでしょうか。

ご先祖様の供養のため帰省される方々は台風情報にどうかご注意くださいね。

なすとキュウリの精霊馬のイラスト(お盆)

(かわいいフリー素材集いらすとや)

暦の上では立秋を過ぎて年々、夏の短さを感じます。

年齢のせいでしょうか?(笑)

 

とは言え、まだまだ暑さも続き、秋と感じられるのはまだ遠いかもしれませんね。

 

夏の風物詩

ここ数年、夏の暑さは命にも関わる場合があり危険を伴いますが、やっぱり一番好きな季節なのです。

 

夏といえば

プール、海水浴、花火、スイカ、かき氷、昆虫などたくさんあります。

水で冷やしているスイカのイラスト夏のイラスト「かき氷・いちご」

(かわいいフリー素材集いらすとや)

・・・が、

 

私は「怪談」です

怪談をしている人のイラスト

(かわいいフリー素材集いらすとや)

暑い夏の夜に背筋も凍るような怪談話はぴったりです。

 

特に私が大好きなのは「稲淳」!!

 

そう!!稲川淳二さんです。

コロナ前までは毎年、稲川淳二さんの「ミステリーナイトツアー」という怪談ライブに行っておりました。

 

稲川淳二の魅力とは?

まずその怪談ライブに行くと、よりわかるのですが、見に来られている人を怖い話で楽しませてあげようという優しい気持ちが伝わってくるのです。

特にライブの最初と最後に、めいいっぱい観客に対して笑顔で手を振っておられる姿に私は感動します。稲淳と観客のお互いの「ありがとう」という感謝の気持ちが伝わるのです。

 

そして、怪談話なのですが、正直言って稲淳は時折、早口になったりします。また活舌はものすごく良いとは言えないのです。

が、しかし、そこが良いのです!!(笑)

そのため、観客はより集中して稲淳の怪談話を聞き入り恐怖の世界に浸かっていくのです。

耳に手を当ている男性のイラスト

(かわいいフリー素材集いらすとや)

もちろん、それだけではありません。

不思議なのですが、稲淳の話は頭の中ですごくイメージしやすいんです。

自分がまるでその恐怖の世界の体験者のように風景が浮かぶんです。

これは稲淳の話の構成、表現方法、伝え方にあるのでしょうね。

 

私の考える稲淳の魅力として一番好きなところは、その怪談話に対する取り組みなのです。

誰かから聞いた怪談話をそのまま伝えるのではなく、実際にその怪談の舞台となった現場に行き検証しておられたんです。※現在は年齢のためどうかはわかりませんが。

そして、自分なりに考察をして、それをもとに話されることなのです。

そのため、稲淳の話は、よりリアルに感じるのでしょう。

おばけが怖い子供のイラスト(男の子)

(かわいいフリー素材集いらすとや)

ミステリーナイトツアーとは少し外れますが「稲川淳二の恐怖の現場」というシリーズの番組があるんです。これは稲淳とグラビアアイドル2人が心霊スポットへ実際に行き検証をするというものです。

 

そこで、何かしらカメラで異変がとらえられるであろう場所にグラビアアイドル2人だけを配置して検証するのですが、もちろんグラビアアイドルたちは何かを感じたり、異変があると悲鳴をあげます。

視線が怖い人のイラスト

(かわいいフリー素材集いらすとや)

グラビアアイドルたちは「もう嫌だ」と泣きわめくのですが、「すぐに駆け付けるからもう1回だけ」と何度も繰り返すのです。

 

それは、グラビアアイドルたちを恐怖に陥れようというのではなく、稲淳の心霊現象をとらえようと真剣に取り組む姿勢なのです。その純粋さが私としては、たまらないのです。

 

以前に読んだ本で

海外の霊能力者からの予言でイヤなことを当てられたことがあったそうです。

それに対して

「なぜそれが見えるんだって。このマイナスがわかったんだってね。でもね、何か力、エネルギーがあるんだったら、つまり人間を不幸な気持ちにさせる力があるのなら、幸せにさせる力があってもいいはずだと思ったんです。マイナスがあればプラスがあってもいいはずだって。」

「ワタシはね、怪談話をして、そのプラスを探したいんですよ!」

引用文献

水道橋博士(2012.12.20)「藝人春秋」文藝春秋

 

泣けてきますよね。

 

また稲淳の息子さまは障害をもたれていることもあり、福祉に関する講演などもされているんです。

 

その他にも魅力はたくさんあるのですが書き切れないのでこのへんで。

 

ちなみに、私は心霊現象についてはどちらかというと信じていない方です。

そんな私を異世界へと連れて行ってくださる稲淳が大好きなのです。

 

怪談ライブやYouTube動画、DVDなどもありますので、

ぜひ、稲川淳二の怪談話で涼んでみてはいかがでしょうか?