細部から世界はひろがる

私が気になったこと、興味をもったことについて、ただ綴っているだけなのです。

膨らむやつ

去年の今頃であったと思います。

 

お風呂に浸かっている時、右足太ももとお尻の付け根のあたりに一つの黒い粒が。

なんだろう?と思い指でつまみ取ってみると、なんと・・・。

 

あの膨らむやつです💦

 

「膨らむやつ」の正体は?

マダニのイラスト

(かわいいフリー素材集いらすとや)

そう「マダニ」です。

その時は背筋が凍りました・・・。

(かわいいフリー素材集いらすとや)

 

マダニに噛まれたら感染症のリスクもあるため医療機関で取ってもらわなければなりません。

取ってしまった・・・。

おそらくマダニの一部は私の皮膚の中に残ったまま・・・。

 

翌日、すぐに皮膚科へ行き、患部を見てもらいました。

抗生剤を処方していただき、様子をみましょうとのことでした。

その後、幸いにも何も症状はなく事なきを得ました。

 

それから1年。

仕事の関係で草刈り、草取りをする機会もありますが注意を払っております。

 

マダニの危険性

(フォトAC)

通常は約3~4mmという大きさです。

しかし、彼らは人や動物の皮膚に取り付き吸血します。

すると大きさは約10mm程にも膨れ上がります。

(フォトAC)

1年前に私が気づいた時もすでに吸血して膨らんでいる状態だったのです。

 

マダニが恐れられている理由は感染症です。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

 

ダニ媒介脳炎

 

ツツガムシ病

 

日本紅斑熱

 

など感染症の危険性があるのです。

特に「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は数年前からニュース等でも取り上げられて危険性が報道されています。

症状としては、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)、腹痛、関節痛などがみられるようです。

 

命にかかわることもある感染症ですので十分に注意が必要です。

「注意」のイラスト文字

(かわいいフリー素材集いらすとや)

 

なぜ自分で取ってはいけないのか?

先程、お伝えした通りに、ダニの一部が皮膚内に残ることで化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまうことがあるので、医療機関(皮膚科)で処置してもらう必要があるのです。

病院・医院の建物イラスト(医療)

(かわいいフリー素材集いらすとや)

予防、対策が大切

草が生い茂っている場所等に入る場合には、長袖、長ズボンを着用しております。

肌の露出を少なくすることがポイントです。

また、明るい色の衣類にすることで、マダニが付着していないか確認することもできます。

そして、私は虫除けスプレー(ダニ対応)を使用しております。

草むらに入る前には必ず自身にスプレーをするようにしております。

 

自然の中でレジャーなど楽しむこともあると思います。

予防と対策をして楽しい思い出が辛い思い出にならないようにしてくださいね。

 

さて、実家周辺の草刈りもしないと・・・。