対人援助の仕事をしておりまして思うことがあります。
ある目標を立て、その目標達成のために努力するといった場合。
その努力を続けることができるかは「その気」でなければ難しいのではないかということです。
「やる気」とは?
「さぁ、やる気を出して仕事をしよう」と言葉にすることがあります。
この「やる気」の裏側には
「仕事めんどくさいな」
「仕事やりたくないな」
という気持ちが根にあると思うのです。
なので「やる気」を出さなくてはいけない、「やる気」を出す努力もしなくてはいけないという状態だと考えるのです。
(かわいいフリー素材集いらすとや)
「その気」とは?
「その気」の裏側には
「仕事をしたい」
「仕事が楽しい」
という気持ちが根にあり、そのまま体が努力に向けて動いている、行動している状態だと思うのです。なので「やる気」を出さなくてもよいのです。
(かわいいフリー素材集いらすとや)
努力と思っていない?
「やる気」で努力をしている人は「やる気」をその都度出さなくてはいけないため努力し続けるということが非常に過酷なものになるのではないかと考えるのです。
一方「その気」の人は自然と努力するその気持ちになっているので努力し続けることが「やる気」の人と比べて過酷ではないと考えるのです。
そのため「その気」の人はまわりの人からは「すごい努力をしている人」と見られかもしれませんが「その気」の本人はいわば体が勝手に動いてしまっている状態であるので努力と思っていないのではないかとも考えるのです。
また、目標達成の過程で壁にぶつかったとしても「やる気」の人よりも「その気」の人の方が立上りも早いのではないかと思うのです。
(かわいいフリー素材集いらすとや)
まとめますと、
本当に心の底から達成したいことを目標とすれば「その気」になり、努力し続けることはより可能となるのではないか、そして結果的に目標達成に近づけるのではないかと思うのです。
さぁて、やる気を出して国家試験の勉強をしますか・・・・・あっ!?