桜えび使用!!大人のおつまみ えび黒こしょう
いらっしゃいませ。
あべばぁやでございます。
この度ご紹介する商品は「大人のおつまみ えび黒こしょう」でございます!!
この商品にはえび全体に占める割合として「桜えび」が40%使用されております。
桜えびとは?
桜えびはよくかき揚げなどに使用される小さなえびでございます。
体長は大人で約4cm程だそうです。
※パッケージの写真の一部です。
桜えび量は限られた港だけ!?
この桜えびですが日本では駿河湾の限られた港で漁が認められているそうでございます。
旬としては年に2回。3月~6月の春漁、10月~12月の秋漁だそうでございます。
桜えびが産卵を迎える時期は5月~11月のため産卵後の数が多い時期に秋漁。そして、冬の間で成長した個体を春漁で獲ることにより乱獲を防ぎ、桜えびの個体数が減少しないようにと漁の時期が決められているそうでございます。
なぜ駿河湾に生息しているの?
実際には桜えびが生息している場所でございますが「駿河湾」「東京湾・相模灘」「長崎県の五島列島沖」だそうでございます。
桜えびは普段なんと水深200~300mもある深い海の中にいるそうでございます。 そして、夜になると水深20~60mまでエサを食べるために浮上してくるようです。そのタイミングを狙い漁をしているのだそうです。
なので桜えびは水深があり深い海に生息しているということになります。
なぜ駿河湾はそんなに深い海なの?
実際に駿河湾では最も深いところで水深2500mもあるそうです。それは、地球の表面を形成している一つのフィリピン海プレートが駿河湾あたりでは潜り込んでいるのです。そのあたりを「駿河トラフ」と言われています。その西側へ続きとして「南海トラフ」があります。よく次にくる大規模地震と危惧されている「南海トラフ地震」とはこのあたりが震源地となるのではないかと言われているのです。
ちなみに「トラフ」と「海溝(かいこう)」は海底の溝状のような谷という意味では同じです。ただ深さによって呼び方が変わるそうでございます。「トラフ」は深さが6000mより浅いもの、「海溝」は深さが6000mより深いものとして分けられているそうです。桜えびが生息されている場所の相模灘にも「相模トラフ」という深い海があります。
また駿河湾には「富士川」「安部川」「大井川」などの河川が流れ込んでいます。岩や石、落ち葉でできた土などの栄養分を多く含んだ川の水が海にそそぎ込むことにより桜えびの生息にも最適な場所となっているそうです。
その他に地形上、駿河湾には大きな海流が流れ込まないため、安定して生息ができることもあげられているようでございます。
参考文献:鎌田浩毅『地学ノススメ』株式会社講談社(2017.2.20)
藤岡換太郎『フォッサマグナ』株式会社講談社(2018.8.20)
高田将志『3D地図でわかる日本列島地形図鑑』成美堂出版(2019.12.1)
ということで駿河湾で獲れた桜えびが使用されているかは定かではありませんがご紹介いたします!!
パッケージ
製造者
岩塚製菓株式会社 〒949-5492 新潟県長岡市飯塚2958番地
製造所
岩塚製菓株式会社 沢下条工場 〒949‐5413 新潟県長岡市沢下条丙916‐19
※原材料に使用されているアレルギー物質(28品目中)
えび・小麦・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン
価格
税込み148円(2021年10月11日現在)
ばぁやの評価
おかきとピーナツが5パック入っております。1パックの量としてはおつまみにはちょうど良い量かと思います。まず開封しますとほのかに桜えび、次にピーナツ、そして最後に黒コショウのスパイシーな香りが嗅覚を刺激してきます。
おかきの味としましてはピリッとした黒コショウが強めであります。しかし、噛みすすめていきますと国産米使用の甘さと桜えびの香ばしさを感じることができます。
スパイシーな味の間に小休憩としてピーナツを食べるこのバランスも非常に良いと思います!!
ぜひ深い海で育った小さな桜えびをおつまみとしてお試しになってはいかがでしょうか?